新築一戸建てに向いている方

将来の「資産性」を重要視する方にとって
最適と言えるのはマンションよりも一戸建てです。

「資産性」とは将来どの程度価値が残り、それを現金化できるか、
ということに他ならず、例えば「退職後、老後に向けた資金確保のための売却」や「施設入所のため、一時金捻出のための売却」、「子供への相続財産」等に備えるということで、
これらを重要視する方はマンションのような減価償却され、いずれは価値がゼロに限りなく近づいていく「建物」だけでなく、
償却されることなく半永久的に価値が残る「土地」が含まれる一戸建てがオススメです。

さらに「子育て世代」や「20~30歳代」の方は建物を長期で利用する可能性が高いため、建て替えリスクを伴う中古住宅には向きません。

従いまして、「資産性」を求める方で、「子育て世代」や「20~30歳代」の方は新築一戸建てがおススメということになります。

中古一戸建てに向いている方

新築一戸建てと同様、将来の「資産性」を重要視する方にとって最適と言えるのはやはり一戸建てです。
一戸建ての資産性については前述のとおりですが、
「子育てを終えた50~60歳代」のシニア世代の方は必ずしも新築が良いとは限りません。
建物を使用する期間を考慮に入れた際、子育て世代のように建物を長期利用する可能性は低いですし、老後の資金確保の観点から、購入価格をなるべく安価に抑え、住宅ローンの償還期間を短く設定できる「中古」を選択するのが得策です。

ですから、住宅に「資産価値」を求める一方で、価格をなるべく安価に抑え、「老後に備えるシニア世代」の方は中古一戸建てがおススメと言えるでしょう。

新築マンションに向いている方

マンションのメリットは何と言っても「利便性」です。
「駅から5分以内」や「スーパー、コンビニが1Fに」など
一戸建てでは高額な物件になってしまうような条件でも、マンションであれば現実的な価格で購入することが可能です。
また、新築での集合住宅ということもあり、「同世代の家族が集まりやすく、同時に新生活をスタートする」というメリットがあります。
お子様のいらっしゃる家庭は特に、同じような環境で、
同じような価値観を持った方々が集まるので、子育てや教育に関する情報交換等、様々な面でメリットが享受できます。
また、全員が新たにお引越しをしてくるので、お友達ができやすいという面もメリットとして挙げられます。

このような点を考慮に入れると、新築マンションは「利便性」を求める「子育て世代」の方におススメと言えるでしょう。

中古マンションが向いている方

新築マンションと同様に最大のメリットは「利便性」です。
駅までの距離が近いことによる通勤時間の短縮や、買い物施設がマンション内に併設している等、利便性とともに生活の快適性を重視する方はやはりマンションがオススメです。
さらに、「子育てを終えた50~60歳代」のシニア世代の方は戸建てと同様に、購入後そこから5、60年もの期間、建物を長期利用する必要性が低いため老後の資金確保の観点から、購入価格をなるべく安価に抑え、住宅ローンの償還期間を短く設定できる「中古」を選択するのが得策です。

さらにマンションは戸建と比べて比較的小さな間取り(2LDK:50㎡前後など)のものも多く、
ご夫婦2人で利用するに十分な広さを確保するにはちょうど良いかもしれません。戸建てよりも床面積が小さい分、より安価に抑えることが可能になります。

このような視点から「利便性」を求め、「適度な広さ」を
必要とする「子育てを終えた50~60歳代」シニア世代の方は、中古マンションがおススメと言えるでしょう。