マンガでわかる意外な後悔10

憧れの漆喰仕上げの内装。
まさかこんな落とし穴が・・・!

憧れの漆喰仕上げの内装。まさかこんな落とし穴が・・・!

去年、長らく住んでいた社宅の取り壊しが決定したのを機に住宅探しを開始。社宅時代は建物の古さが故に暑さ寒さはもちろんのこと、年中結露に悩まされる様な日々を過ごしていました。「どうせ住むなら、快適に過ごせる空間を作りたい!」という思いから注文住宅を建てることになりました。
色々リサーチしていく中で、内壁を調湿性の高い漆喰で仕上げると室内の湿度が調整され、快適な空間を作り上げることが出来ることを知り、妻の希望もあって内装は漆喰で仕上げることにしました。
壁に漆喰を塗る作業は自分でも出来るとの事だったので、折角なので私が行うことに。昔から手先が器用だったので、仕上がりは上々。妻からは「なかなか上手いじゃん!」というお褒めの言葉を頂きました。

そして今年の春、無事に家が完成し、程なくして新居への引っ越し。そして新しい生活がスタートしました。しかしその数日後・・・

仕事が終わり、会社から帰ってきた私。残業で帰りが遅くなったので、もちろん妻・子供はすでに寝ていました。皆を起こさないようにそ~っと玄関を開け電気をつけたその時、

「うわぁ!!・・・・ん?なんだこれ!?」

あまりにびっくりしたので声を上げてしまった私。なんと、玄関から洗面へ続く廊下の壁に「手形」が無数についていたのです!

「まさか、・・・心霊現象か!?」

と思ったその時、私の声を聴いた妻が2階から降りてきました。

「あぁ、これね・・・」落胆する妻。

よく話を聞いてみると、日中息子が公園で遊んだあと友達を連れて家へ戻ってきた際、泥だらけの手で壁をベタベタと触り、そのまま壁が水分と一緒に泥を吸収してしまったとの事でした。

翌日は幸いにも仕事が休みだったので、壁の補修を私がやる羽目に。ビニールクロスのように洗剤でふき取るわけにもいかないので、玄関から洗面までの壁全体を塗り直すことになりました。中々の大仕事ですが、なんとか夕方に作業終了。「お疲れ様」妻のねぎらいの言葉を聞きながらリビングでコーヒーを飲んでいると玄関ドアが開き、何やら騒がしい声が・・・。
小学校から帰ってきた息子が友達を連れてきたので、そこには自然と玄関へダッシュする私の姿があったのでした。

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