実録!漫画で分かる住宅ローンが通らない理由

ケース6:
共働き夫婦の落とし穴?奥様の妊娠で借入限度額に影響が!

ケース6:共働き夫婦の落とし穴?奥様の妊娠で借入限度額に影響が!

片山様(仮名)ご夫婦は結婚1年目。またご夫婦ふたりだけの家族構成で、ご主人も奥様も同じ27歳。ご主人は上場企業に勤めて5年目、年収は500万円で、奥様は上場企業に4年お勤めで年収は320万円というご夫婦でした。

もともと奥様はずっと仕事を続けたいというご希望があったため、お住まい探しで弊社へ来られた際に弊社FPからは税優遇を受けるためにペアローンで住宅ローンを組むことをお勧めし、金融機関に事前審査を申し込みました。金融機関からの回答はご夫婦ふたりで4000万円ということで、お二人のご希望に沿う結果でした。

お二人とも仕事が忙しく、なかなか休日が合わなくてお住まい探しが進まず、数ヶ月経ってしまい、やっとご来社頂いたところ、お二人からうれしいご報告が!なんと奥様が妊娠されていることが分かったということで、とても幸せそうなご様子でした。

弊社担当FPも喜んだのも束の間、奥様が「産前産後休業」、いわゆる「産休」に入ることが確定しているため、住宅ローンの事前審査をやり直しする必要が出てしまいました。事前審査で4000万円の回答を得ていた金融機関に再度審査を依頼したところ、なんと奥様はローンを組むことができずに、ご主人様だけでのお借入で、金額もとかなり減額された3400万円との回答でした。

【FPの解決の経緯】

お二人は予算を減らしてお住まい探しをするか、奥様が産休から復帰してからお住まい探しを再開するか、迷っていらっしゃいましたが、弊社FPがとにかくあらゆる金融機関に確認して、なんとか奥様も住宅ローンを有利な形で組むことができないか方法を探しました。
すると、奥様のお勤めの会社に育児休暇制度があったために、出産後奥様が職場に復帰するための条件が整っていると判断し、ペアローンを組める金融機関が見つかりました。
住宅ローン控除の制度を利用したいと考えていたお二人にはとてもうれしい結果でした。

近年共働きでペアローンを組まれるご夫婦が増えてきていますが、奥様の妊娠や出産、育児に対する金融機関の見解は様々です。片山様(仮名)ご夫婦のようなケースも少なくないですが、弊社FPはお客様に有利な住宅ローンのご提案をさせて頂いております。ぜひ弊社FPのような住宅ローンの専門家に相談いただくのがお勧めです。

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